魅力的な店舗看板で集客力向上!看板の種類やデザインのポイントをご紹介

皆さんこんにちは。千葉県野田市を拠点に、全国対応で内装工事や家具・看板製作を手がけている株式会社LICです。


弊社では主要業務の1つとして、さまざまな店舗の看板を製作しています。看板はただの飾りではなく、集客やブランディングなど多くの役割を果たしている重要な存在です。看板によってお店の経営が左右されると言っても、決して過言ではありません。


そのため、店舗に看板を設置する時は、種類・デザイン・設置方法などにこだわり抜く必要があるのです。ここでは、店舗看板の役割や種類ごとの特徴、デザインや設置のポイントについて解説します。




■店舗看板の役割とは?



そもそも看板とは広告の一種であり、宣伝のために企業・店舗名やブランド名、商品、サービスなどを、多くの人が見る場所に掲示しておくものをいいます。つまり、公共空間におけるコミュニケーションの道具です。企業や店舗の名前を看板で記憶している人も多く、まさに「企業の顔」です。


そんな看板には、大きく分けて2つの役割があります。確認しておきましょう。


・目印としての役割

店舗・施設の存在や場所を通行人やドライバーに示し、認知してもらいます。まず存在に気づいてもらうことを目的とした、最も基本的な役割です。この役割を重視する場合、看板のデザインは比較的シンプルなものでも構いません。


・誘導としての役割

看板を見た人の意識を変え、来店や注文といった行動を促します。街中で目立つ看板を見つけた時、「ちょっとのぞいてみよう」と入店した経験のある方は多いでしょう。このように、もともと来店や注文の意思がなかった人の興味を引き、「お客様」に変えるのも看板の重要な役割です。この役割を重視する場合は、比較的情報量の多い看板を作ります。




■看板の種類ごとの特徴



看板に決められた形式というものはなく、芸術性が高いパーツでもあることから、そのデザインは実にさまざまです。大まかに分けるといくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。店舗に最適な看板を選ぶために、種類ごとの特徴を見ていきましょう。


・屋外スタンド看板

店頭に立てておくタイプの看板です。置いておくだけでお店の存在をアピールでき、大掛かりな工事が必要ないため、設置費用も抑えられます。素材は木材やアルミ複合板などさまざまで、デザインの種類も豊富なため、多くの店舗で活用されています。価格の相場は5千円~1万円程度です。


・電飾看板

ライトで照らすことができる看板です。夜間でも目立つのが大きなメリットで、夕方以降に営業する店舗には必須といえます。デザインはもちろん、照明の方式にもいくつかの種類があり、特に内部から蛍光灯で照らす「内照式看板」は多くの店舗で活用されています。


最近はLED式も増えてきている他、外側に電球がついていてとても目立つタイプもあるので、立地や店舗のイメージなどを考えて選びましょう。価格は3万円~20万円程度です。


・バナースタンド

スタンドに布を取り付けるタイプの看板です。デザインや大きさもさまざまですが、全体的にコンパクトで持ち運びしやすいものが多く、簡単に移動させることができます。中には布部分の交換が可能で、訴求内容を変更できるタイプもあります。簡易的ながら使い勝手のいい看板といえるでしょう。


・手書き看板

その名前の通り、ペンやチョークを使って自由に書き込むことができる看板です。デザインが自由自在なのに加え、手書き特有の温かみがあり、親近感を演出できます。スキルのある人なら、自在にイラストを描いて魅力的な看板を作れるでしょう。


それに加え、何度でも自由に書き換えられるため、コストパフォーマンスに優れているというメリットもあります。価格は5千円~1万円程度です。


・デジタルサイネージ

電子看板や電子広告とも呼ばれる、映像や文字をディスプレイで表示できる看板です。設置中でも表示内容を変更できるのが大きな特徴で、複数の情報を切り替えながら表示したり、ターゲットに合わせて内容を変えたりと、幅広い使い方ができます。価格はサイズの他、輝度などの性能・機能面にも左右され、安くても10万円程度です。中には100万円を超えるものもあります。


・タペストリー

壁などに布をひもで吊るして設置するタイプの看板です。基本的にどのような文字や写真でも印刷できるので、幅広いデザインに対応できます。性質としてはポスターに似ていますが、紙素材のポスターに比べると耐久性は高く、長く活用できるのもメリットです。


・旗(のぼり)

ポールと重り(土台)を使い、主に縦長の布を設置する看板です。一般的には縦180cm×横60cmくらいのサイズが使われ、風になびいてよく目立ちます。あらゆる看板の中でも特に安価で、設置用の器具も含めて2000円程度で製作・設置可能です。布以外の部分は使い回しが利くので、布だけ新しいものを作って差し替えることもできます。




■看板でお店の存在を知ってもらうためのポイント



看板は、何よりもまず存在に気づいてもらうことで効果を発揮します。しかし、立派な看板を作ったにもかかわらず、通行人に認識してもらえないケースは珍しくありません。そこで、看板に気づいてもらい、お店の存在を知ってもらうためのポイントをご紹介します。


・進行方向と垂直に設置する

看板に気づいてもらうための基本は、通行人の進行方向と垂直に設置することです。通常、歩いている人や車のドライバーは進行方向をまっすぐに見ているため、看板を進行方向と平行に置くとあまり気づいてもらえません。置くタイプの看板は通行の妨げにならないよう配慮しつつ、歩道や車道と垂直に設置しましょう。


また、さらに存在感をアピールしたい時は「突き出し看板」も有効です。突き出し看板は、建物の側面から突き出るように設置する看板で、高い場所に設置できるため遠くからでも見つけやすいというメリットがあります。もちろん、進行方向に対しては垂直になります。ただし、突き出し看板の高さや幅は条例で規制されている場合が多いため、事前に必ず確認しましょう。


・店名に加えて業態もアピールする

看板に店名だけを表示しても、初見の方は何のお店かわかりません。これだと興味を引くことができず、来店機会を逃す可能性があります。そこで、看板には店名に加え、状態やジャンルなども表記しておきましょう。たとえば居酒屋なら、「海鮮居酒屋」や「創作和風居酒屋」「中華居酒屋」「個室居酒屋」など、できるだけ具体的に表記するとわかりやすくなります。


・遠くからでも文字を読めるようにする

人間は、そのお店がどういうお店なのかを7秒以内に把握できなければ、興味を持たずに通り過ぎてしまうとされています。そのため、看板の文字は大きくわかりやすく表示し、遠くからでも読めるようにしましょう。料理の絵なども同様で、遠くから何となく見ても「◯◯のお店」とわかるようにすることが大切です。


・周りの景色に同化しない色やデザインにする

看板自体がどれだけ素敵でも、周囲の景観に同化してしまっていると、通行人やドライバーの目には留まりません。そこで、事前に周囲の景観をリサーチしておき、周囲と同化せずよく目立つ看板を作りましょう。夜間営業も行うのなら、ライトで看板を照らすようにするのも有効です。ただし、目立とうとするあまりお店のイメージを損ねないよう配慮してください。

・少し離れた場所に野立て看板を設置する

サブの看板として「野立て看板」を活用するのも有効です。野立て看板は店舗から少し離れた場所に設置し、「直進10m」「次の交差点を左折」といった表示により、 店舗の存在をアピールします。野立て看板を活用すると、少し離れた場所にいる人にもお店の存在に気づいてもらうことができます。お店自体があまり目立たない場所にある場合は特に効果的です。




■デザインや見せ方にこだわってお店の魅力も伝えましょう



お客様に入店してもらうためには、看板に気づいてもらうだけでなく、「ちょっと入ってみようかな」と思ってもらう必要があります。つまり、看板によってお店の魅力を感じてもらわなければならないのです。そこで、看板をデザインする際は、以下のポイントを押さえておきましょう。


・コンセプトを明確にする

看板を作る時は、何よりもまずお店のコンセプトを明確にしましょう。なぜなら看板は、ただ通行人に気づいてもらえればいいわけではなく、そのお店がどんなお店なのかを伝えなければならないからです。たとえば、高級志向のお店なのに看板がポップなデザインだと、狙っているターゲット層をつかまえることはできないでしょう。


そのため、看板のデザインは店舗のコンセプトと合わせるのが原則です。店舗のコンセプトを意識すれば、看板の色やフォント、キャッチフレーズなどは自ずと決まってきます。店舗の雰囲気やこだわりが伝わるよう、看板に盛り込む要素の取捨選択を行いましょう。


・魅力的なキャッチコピーを取り入れる

通行人の興味を強く惹きつける魅力的なキャッチコピーを看板に取り入れると、さらに集客力がアップします。お店の強みやこだわりが伝わるキャッチコピーを考え、看板を通じてアピールしましょう。「◯◯の方におすすめ!」「◯◯の方には特別サービス!」など、特定の層に対して訴求するキャッチコピーを取り入れるのも有効です。


・照明を活用する

夜間営業するお店や暗い場所にあるお店では、照明を使って看板を照らすのがおすすめです。電飾看板のような自分で光るタイプを除き、暗くなれば当然看板は見にくくなってしまいます。暗闇の中でもしっかりと視認できるよう、看板周辺に適切な照明を設置しましょう。間接照明やネオンを活用して、お店の雰囲気づくりをするのも効果的です。


・周囲の景観や雰囲気と調和するデザインにする

看板のデザインは、周辺の景観や環境に合わせたものにすることも大切です。たとえば、高級志向のお店やおしゃれなお店が多いエリアで、ピカピカ光る派手な看板を設置しても、そのエリアを訪問する顧客層には興味を持ってもらえないかもしれません。事前に周囲のリサーチを行った上で、目立ちながらも周辺の景観や雰囲気と調和する看板を作りましょう。




■魅力的な店舗看板の製作は、LICにお任せください!


看板は店舗の顔ともいえる存在であり、集客や知名度アップにおいて大きな役割を果たしています。魅力的な看板を作れば、より多くのお客様を呼び込めるようになるのです。そのためには、さまざまなポイントを考慮して看板を製作・設置する必要があります。まずは看板の製作実績が豊富な専門業者に相談し、理想の看板をじっくり考えるところから始めてみましょう。


LICでは、内装工事に付随する家具・看板製作を行っています。弊社在籍の二級建築士が設計を担当し、製作から設置まで一貫対応できるのが強みです。施工前には十分なヒアリングとリサーチを行い、目的や立地、業種、店舗の外観などに応じた最適な看板を製作いたします。魅力的な店舗看板を製作して集客力をアップさせたい時は、ぜひLICにご相談ください。